NEWS RELEASE
2024.08.07
椿油保全への取組「椿油生産地でのサポート活動 in 加唐島」実施のお知らせ
カネダは、油を商いとする企業として2025年に創業120周年を迎えます。
そのような背景を持つ企業が「社会に対してなすべき行動は何か?」と検討した結果、創業100周年の節目に掲げたのが「椿油保全への取組」でした。
その具現化策の1つが「産地での作業支援」という活動です。実は、先行して東京都利島において2013年開始以来継続してきた実績があり、それをベースに、本年夏、もう一つの椿油生産地「佐賀県唐津市加唐島」でのサポートを始動させます。
加唐島(かからしま)は、九州玄界灘沖にある佐賀県唐津市に属する島で、 日本書紀に「各羅嶋」の名で登場し、「椿の島」と記される程多くのヤブ椿が自生していた島。古来守られてきた加唐島の椿山には、日本在来種であるヤブ椿が、現在でも約4万5000本もあるといわれています。
その加唐島で、8月9日~11日の計3日間、椿油生産者さんの作業をサポートする活動をします。作業内容は、椿の実の収穫前に必要な「足場整備」。山の傾斜地に自生する椿群生地での整備作業はとても大変な作業で、高齢化が進む生産者さんにとられては大きな負荷となっています。
カネダは彼らに「少しでもサポートとならないか?」と大学生ボランティア派遣を申し出、協議を重ねた結果、本年からの活動が実現しました。
この活動も、東京都利島同様、「特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会」様との協力体制のもと行います。
活動の様子については、後日改めお知らせします。